アバウトとなりのとなりのそのとなりくらいの市で開催されるお祭での弓道イベントに娘が浴衣を着て出たいというので、私の妹に借りることにした。
妹の嫁ぎ先(とはいっても諸事情で実家で同居している)は帯を扱う商売をしているので、妹も着付けの学校にせっせと通い(実家で同居しているので子供を安心して置いて行ける)、着付けの師範を目指している。

何枚かある妹の手持ちの浴衣の中から娘が選んだのは・・・・・
私が大学生時代にこの手で縫ったちょうちょの柄の浴衣だった。
濃紺地に白、ピンク、水色。それだけのカラーのオーソドックスなちょっと大柄の蝶。
こんなものを縫ったことも忘れていたけれど、妹がとっておいてくれたことにも、またそれを娘が選んだことにも感慨ひとしお。もう少し今風の薄紫の派手目なのもあったのに。
思えば被服ではなく食物専攻の私がなぜこのようなものを?記憶にあるのは暑い夏の日に腿とふくらはぎの間に汗とり用のタオルをはさみながら正座して、時には立て膝になってチクチクチクチク・・・。夏休みの宿題の中のひとつ、家庭経営学でのPLAN・DO・SEEの課題として提出したのだったか。

弓道大会だったので帯は結ばず下に袴をつけたので全身像は見られなかったのが少し残念だが、洋服のような流行にとらわれない(身体のサイズにもあまりとらわれない)、日本の伝統美の素晴らしさというものは20年以上たっても色褪せない。
最近はかなり変わった着方の浴衣姿のオネーチャンを見ることが多いが、やはり美しいのは・・・・・

そんなことをつぶやきながらも自分では着られないし着せられないのが少々悔しい。着付けをやってくれたのは娘の同級生なのだ。

コメント

みかりん
みかりん
2008年8月11日22:44

高校の時に1枚、大学のときに1枚作りましたよー。たんすの中で眠ってます。

BLUES
BLUES
2008年8月12日0:47

うんうん、確かに2枚縫った覚えがある〜、私のもう一枚のほうは行方不明だけど。母親のたんすの中かな。
高校では紙(大きな包装紙)とでんぷんのりで浴衣のミニチュアバージョンを作らなかった?私達の代は作ったよ、なんかそっちの印象がすっごい大きいの。

みかりん
みかりん
2008年8月12日8:19

いや、ミニチュアは作ってないです。運針も全然厳しくなかったです。やっぱり違う先生ですね。必須アミノ酸の覚え方も違ったし・・・・。
大学の時は教免必修で夏休み前に浴衣、冬休み前までにブラウスとスカートも作りました。でも夏休みの宿題はなかったです。

ブルーベリー卿
ブルーベリー
2008年8月12日16:40

ウナギ、入っていまちた。 ラッキー!でつ。

蜜柑
蜜柑
2008年8月17日23:36

なんかすごくいいなあ。
自分の縫ったの、娘さんが選んでくれるなんて、やっぱりすごくいいと思います。
妹さんの目指すところもすてきですね。
いいなあ。
って、飲み会帰りの酔っぱらいでした。

BLUES
BLUES
2008年8月18日7:56

ぶるべりさん♪
まりもっこりドリンク飲まなくてもそれでスタミナはじゅうぶんでつね!

蜜柑さん♪
とっても嬉しかったです〜!洋服じゃこうはいかないんだなーって改めて思いました。

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