そうだ、KRUG開けよう。

娘が美しく成長して成人式を迎えました。
私が成人式の時に支度してもらった美しい古典柄の振袖を着せました。
ヘアメイクは多少今風になりましたが、とても良く似合っていました。
よく見かける、襟にまく白いふわふわのやつは私の時に買ったはずなのですが行方不明で着用せず。
あれをまいてしまうとせっかくの美しい胸元も隠れてしまうし、特に暖かいわけでもないので全く問題はありませんでした。会場での振袖女子のアレの装備率は９割超えだったようですが。
草履とバッグのセットも行方不明でした。こちらはないと困るので困っていたら妹がお祝いにプレゼントしてくれました。問屋価格でフルの焼肉２回分だそうです。
我が家はモノの値段をグレーに表現するときには“焼肉〇回分”といいます。
焼肉にも２段階あり、安い焼肉（ホルモン）、フルの焼肉(高め)とわかれていて、おおよそパソコン一台がフルの焼肉４～５回分でしょうか。
この振袖一式は私の後に妹も着用しているのですが、
振袖と帯は私の箪笥に、
長襦袢や帯締め、帯揚げ、伊達衿などの小物類が妹の箪笥に・・・と、謎な分別をされていました。
だから絶対に草履バッグセットは妹の方にあるんだと思うんだけどね～。

式やらなんやこらやらが終了したのちは、１０年以上前から計画していた夕食ですよ！
むか～し近所の酒屋で偶然にKRUGを発見し、２万円くらいで買ったんです。
娘の成人式の日にこれを開けようと・・・。
当時はまだ成人の日が１月１５日固定で、娘の誕生日も１月１５日。こんな素敵な計画ったらないじゃないですか～♪
そのころの不安は成人式の夜には「彼とデートだからごめんね☆」みたいな状況だけでしたよ！

結局そんな心配も全く不要だったのに・・・
ダンナは実家のワインセラー お米貯蔵冷蔵庫からKRUGを持ってくるのを忘れていたんです！！

がっかーりしてるこちらの気持ちをよそに、娘はひたすら美容室でメイクの時につけられたつけまつげにマッチ棒を乗せようと奮闘していました。